香川県の観光名所で有名な場所といえばいくつかございますが、お城が好きな方は高松城などはいかがでしょうか？
その昔、柿本人麻呂が詠んだ万葉集の讃岐の国の句の中にあった玉藻よし～から高松城があった辺りは玉藻の浦と呼ばれていたそうです。それで別名玉藻城とも呼ばれていたそうです♪海水を引き入れて船が出入りできるように設計されたお城は日本三大水城の一つにも数えられています(*^-^*)その名残は今でもお濠に残っており、海水が引かれたお濠には養殖の鯛が泳いでいます。なんと鯛に餌やりの体験もできるそうですよ♪
高松城は橋一つで城内と繋がっていたのですが、通常の城だと橋を落とされてしまえば簡単に落城してしまうのですが、高松城は周りを海水で囲って作ったお城でもあることから緊急時には濠に船を浮かべて船で脱出することのできる画期的なお城だったそうです。その昔本丸辺りには居住空間は少なかったそうなのでどちらかと言えば攻防のためのお城だったのかもしれませんね♪
天守閣は高さ約２５メートルもあり四国最大とも言われていた立派な天守閣もございましたが、明治時代に老朽化のため解体されてしまいました。江戸時代に作られた三の丸の披雲閣と呼ばれる立派な御殿がございましたが、こちらは大正時代に再建されたものになります。現在でも貸会場として使われている建物になります。
現在では玉藻公園として有料にはなりますが、開放されており見学できることもできます♪現存する建物として北の丸月見櫓、北の丸水手御門、北の丸渡櫓、旧東の丸艮櫓(丑寅櫓)とございますので歴史が好きな方はぜひお越しください♪